施工事例

暮らしに、もう一度“安心”と“誇り”を。

★屋根・外壁塗装工事

【外壁】
シリコン革命(アステックペイント)
【屋根】
スーパー遮熱サーモフッ素(アステックペイント)
【付帯部】
1液ファインフッ素(日本ペイント)
【価格】
約180万円
【期間】
約1か月 33人
【悩み】
屋根の色あせ、軒天の黒ずみ。 外壁のシーリング材の破断、コケなど家全体の老朽化

【ワンポイントの魅力解説】

弊社のチラシをきっかけにご相談いただきました。
調査の際、軒天に雨染みが確認されたため、足場を設置した後に部分解体を行い、屋根から水をかけて雨漏り調査を実施しました。結果、屋根からの雨漏りが原因で軒天に染みが出ていることがわかりました。
さらに屋根材を剥がして確認すると、下地の野地板が腐食し、穴が空いている状態でした。
そのため、単に上から塗装をするのではなく、屋根屋さんや大工さんの協力のもと、まずは傷んだ下地をしっかり補修してから塗装を行いました。
上から塗るだけでも一時的には見た目が綺麗になりますが、それでは本当の問題解決にはなりません。
私たちは「下地あっての塗装」という考え方を大切にし、見えない部分まできちんと直してから仕上げています。
また、今回の工事では函南町の助成金制度も活用いただき、費用面のご負担を軽減することができました。

屋根屋さん、大工さんに雨漏り修理をしていただいた後、塗装工事に入りました。
特に今回のように雨漏りが原因の場合、「塗装をしただけでは雨漏りは直りません」
雨水の侵入経路をしっかりと特定し、屋根や下地を補修したうえで塗装を行うことが大切です。
見えない部分の修繕をしっかり行い、下地を整えてから塗装を行うことで、
仕上がりの美しさだけでなく、家全体の耐久性・防水性も大きく向上します。

下塗り材の塗布量が不足すると、上塗り材の剥がれにつながる恐れがあります。
そのため、屋根材がしっかり濡れ色になるまで丁寧に塗り重ねます。
こうすることで屋根材の吸い込みが止まり、安定した下地が形成されます。
屋根は特に雨・紫外線・熱の影響を受けやすいため、下塗りの段階で下地づくりを疎かにしてしまうと
上塗り材を塗っても膜厚が不足してしまい、結果的に劣化の進行が早まってしまいます。
だからこそ、私たちは下塗りから徹底した施工を行っています。

「高耐候性」「高遮熱性」を兼ね備えた 遮熱フッ素塗料 を、1回目・2回目と丁寧に塗布し、屋根材をしっかり保護しました。
下塗りの段階で吸い込みを抑えているため、塗膜に十分な厚みが出て、美しい光沢のある仕上がりになりました!
遮熱塗料を採用する理由は「快適さ」だけではありません。
屋根材は夏場の強い熱で膨張と収縮を繰り返し、塗膜の劣化を早めてしまう大きな要因となります。

遮熱塗料を使うことで屋根表面の温度上昇を抑え、塗膜を熱から守ることで、より長持ちする屋根に仕上がります。
これにより屋根材自体の防水機能が回復し、
雨・紫外線・熱といった厳しい外的要因から、長期間にわたって大切なお住まいを守ります。

外壁塗装に入る前に欠かせないのが、サイディング外壁に付きものの「シーリング工事」です。
今回は特に日当たりの良い西面で、シーリングの切れや破断が見受けられました。
そのため、古いシーリング材をすべて撤去し、新たにシーリング材を打ち直しました。

古いシーリング材の上から増し打ちをしてしまうと、十分な厚みが確保できず、早期の切れや破断の原因になります。
そのため弊社では、必ず既存のシーリングをすべて撤去した上で、新しいシーリングを新設しています。
使用したのは、高耐候・高耐久性に優れた「オートンイクシード」
長期間にわたって柔軟性を保ち、外壁の動きにしっかり追従することで、建物を雨水の侵入から守ります。

外壁も屋根と同様に、下塗り材を2回塗布して吸い込みを抑えました。
2回塗ることで上塗り材が薄膜になるのを防ぐだけでなく、
下塗り材の塗り残しがないかを確認することもできます。

塗装は人の手で仕上げていく仕事です。
だからこそ、塗り残しやミスがないよう、一つひとつの工程を確実かつ堅実に進めていくことが大切だと考えています。
だから私たちは、下塗りから一切妥協せず、長持ちする仕上がりを追求しています。

下塗りの乾燥をしっかり確認したうえで、上塗りには「シリコン革命」を2回に分けて丁寧に塗布し、仕上げを行いました。
また、北面は日当たりが悪く湿気がこもりやすい環境のため、コケの発生が多く見られました。
そのため、仕上げ材には防カビ・防藻性能をさらに高めるための「アステックプラスSW」を添加しています。
アステックプラスSW」は、塗膜内部に防カビ・防藻成分を均一に分散させることで、
長期間にわたり美観を維持できる添加剤です。

特に、カビや藻が発生しやすい北面や日陰部分の耐久性を高める効果があります。

今回の工事のポイント

屋根屋さん・大工さんと協力し、傷んだ下地をしっかりと直してから塗装工事を行いました。
塗装をすれば見た目は綺麗になりますが、雨漏りを直すことはできません。
そのため、まずは雨水の侵入口を確実に修繕し、下地の状態を整えたうえで塗装を進めています。
塗装で対応できる部分と、塗装だけでは改善できない部分を正しく見極めることが、
長く安心して暮らせる住まいづくりには欠かせません。
そうした判断を大切に、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねることで、
美しさと耐久性を両立した仕上がりになりました。
屋根には、長持ちと遮熱性に優れたフッ素塗料を使用。
下塗りから丁寧に塗り重ねることで、ツヤのある美しい仕上がりと高い防水性能を実現しています。
外壁は、劣化した古いシーリングをすべて撤去し、耐久性の高い「オートンイクシード」で新しく打ち替えました。
さらに北面には、防カビ・防藻効果を高める「アステックプラスSW」を加え、
長くきれいな外観を保てるよう仕上げています。

仕上がりを分けるのは「技術」だけではなく「気持ち」
塗装という仕事は、ただ塗料を塗れば終わり、という単純なものではありません。
人の手で、心を込めて仕上げる仕事です。
だからこそ私たちは、
「どうすればこのお家がもっと長持ちするだろう」
「どうすれば施主様に誇らしく思っていただける仕上がりになるだろう」
そんな想いを持って、一つひとつの作業に向き合っています。

目の前のお家を“ただの一軒の現場”とは思っていません。
そこにはご家族の思い出があり、これからの暮らしがあります。
だからこそ、“塗り替え”を任せていただく責任を胸に刻み、誇りを持って施工しています。
お客様に「頼んでよかった」と心から思っていただくために。
そして、私たち自身が「この仕事は誇れる」と胸を張れるために。
──それが、カブラギ・デザインテックの塗装に込めている気持ちです。

【担当者のまとめ】

長い間お世話になりました。
カブラギ・デザインテック(株)で塗り替え工事をさせていただき、ありがとうございました。
これからも点検をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。