築13年が経ち、「そろそろ塗り替えした方がいいのかな…」と不安に感じていたところ、弊社のチラシをご覧になり「地元だし、ここなら安心できそう」とお問い合わせをいただきました。
ご訪問時にはまず「もう塗装をした方がいいのか?」「まだ大丈夫なのか?」をしっかり診断させて頂きました。
結果、シーリングの破断、屋根のひび割れ、サイディング外壁の一部に劣化が見受けられたため、
現状を丁寧にご説明し、塗り替え工事をご依頼頂くことになりました。
塗膜の劣化を早める3大要因は「紫外線」「熱」「水分」です。特に屋根は太陽光を直接受け、真夏には表面温度が60℃を超えることもあり、その熱が塗膜の膨張・収縮を繰り返させ、ひび割れや剥がれにつながります。
そこで今回は、函南町の助成金も活用し、耐候性・耐久性に優れたフッ素系の遮熱塗料をご提案。遮熱塗料は太陽熱による温度上昇を抑えることで、塗膜そのものを熱ダメージから守り、長期間美観と防水性能を維持できます。
特に屋根は塗料の吸い込みが激しかったため、下塗り材を2回、さらに上塗り材を2回塗布し、計4回塗りで仕上げ、しっかりと屋根材を保護しました。
屋根や外壁は、せっかくフッ素塗料を使っても、塗膜が薄いと劣化が早く進んでしまいます。
そこで今回は、下塗り材を2回塗布し、上塗り材の吸い込みを
しっかりと抑えることで、塗料の性能を最大限に引き出しました。
さらに遮熱機能を加えることで、塗膜の劣化要因である「雨」「紫外線」「熱」からも
大切なお住まいを守れるよう仕上げています。
お家の劣化状態は一軒一軒異なります。だからこそ、私たちは「どんな塗料が適しているか」
「どんな性能が必要か」「どんな施工方法が最善か」を丁寧に見極め、最適なご提案を心がけています。
今回の工事にあたり、たくさんのお心遣いとご協力をいただき、本当にありがとうございました。
工事完了後に「家が綺麗になったから、これで胸を張って孫を呼べる!」と
喜んでいただけたことが、私たちにとっても何よりの励みとなりました。