施工事例

胸を張って「遊びにおいで!」って孫に言える家

★屋根・外壁塗装工事

【外壁】
フッ素革命(アステックペイント)
【屋根】
スーパー遮熱サーモフッ素(アステックペイント)
【付帯部】
マックスシールドF(アステックペイント)
【価格】
約140万円
【期間】
約1か月
【悩み】
築13年が経過して、訪問営業が来るようになり、家の状態が気になりだした。

【ワンポイントの魅力解説】

築13年が経ち、「そろそろ塗り替えした方がいいのかな…」と不安に感じていたところ、弊社のチラシをご覧になり「地元だし、ここなら安心できそう」とお問い合わせをいただきました。
ご訪問時にはまず「もう塗装をした方がいいのか?」「まだ大丈夫なのか?」をしっかり診断させて頂きました。
結果、シーリングの破断、屋根のひび割れ、サイディング外壁の一部に劣化が見受けられたため、
現状を丁寧にご説明し、塗り替え工事をご依頼頂くことになりました。
塗膜の劣化を早める3大要因は「紫外線」「熱」「水分」です。特に屋根は太陽光を直接受け、真夏には表面温度が60℃を超えることもあり、その熱が塗膜の膨張・収縮を繰り返させ、ひび割れや剥がれにつながります。
そこで今回は、函南町の助成金も活用し、耐候性・耐久性に優れたフッ素系の遮熱塗料をご提案。遮熱塗料は太陽熱による温度上昇を抑えることで、塗膜そのものを熱ダメージから守り、長期間美観と防水性能を維持できます。
特に屋根は塗料の吸い込みが激しかったため、下塗り材を2回、さらに上塗り材を2回塗布し、計4回塗りで仕上げ、しっかりと屋根材を保護しました。

高圧洗浄後は、塗料の密着を高めるために入念に目荒らし作業を行いました。
また金属部分には、サビの腐食から家を守るため、しっかりとサビ止め塗料を塗布。
塗装前の下地づくりを丁寧に行うことで、仕上がりの美しさはもちろん、塗膜の耐久性も大きく変わってきます。
せっかく塗装しても、すぐに剥がれてしまっては意味がありません。
さらに「塗膜はまだ大丈夫なのに、シーリングだけが先に劣化してしまった…」とならないよう、シーリング材には高耐久・高耐候性を誇る オートンイクシード を採用しました。
一般的なシーリング材が5〜7年程度で劣化してしまうのに対し、オートンイクシードは約15〜20年の耐久性が期待できます。
だからこそ、弊社では標準仕様としてオートンイクシードを採用し、長く安心して暮らせる塗り替え工事をご提供しています。

下塗り材の塗布量が不足すると、上塗り材の剥がれにつながる恐れがあります。
そのため、屋根材がしっかり濡れ色になるまで丁寧に塗り重ねます。
こうすることで屋根材の吸い込みが止まり、安定した下地が形成されます。
屋根は特に雨・紫外線・熱の影響を受けやすいため、下塗りの段階で下地づくりを疎かにしてしまうと
上塗り材を塗っても膜厚が不足してしまい、結果的に劣化の進行が早まってしまいます。
だからこそ、私たちは下塗りから徹底した施工を行っています。

「高耐候性」「高遮熱性」を兼ね備えた 遮熱フッ素塗料 を、1回目・2回目と丁寧に塗布し、屋根材をしっかり保護しました。
下塗りの段階で吸い込みを抑えているため、塗膜に十分な厚みが出て、美しい光沢のある仕上がりになりました!
さらに、ローラーでは入りにくい細かな隙間部分も、面倒がらずにすべて刷毛を使って塗り残しのないよう徹底しました。
遮熱塗料を採用する理由は「快適さ」だけではありません。屋根材は夏場の強い熱で膨張と収縮を繰り返し、塗膜の劣化を早めてしまう大きな要因となります。
遮熱塗料を使うことで屋根表面の温度上昇を抑え、塗膜を熱から守ることで、より長持ちする屋根に仕上がります。
これにより屋根材自体の防水機能が回復し、雨・紫外線・熱といった厳しい外的要因から、長期間にわたって大切なお住まいを守ります。

外壁も屋根と同様に、下塗り材を2回塗布して吸い込みを抑えました。
2回塗ることで上塗り材が薄膜になるのを防ぐだけでなく、下塗り材の塗り残しがないかを確認することもできます。
塗装は人の手で仕上げていく仕事です。
だからこそ、塗り残しやミスがないよう、一つひとつの工程を確実かつ堅実に進めていくことが大切だと考えています。
だから私たちは、下塗りから一切妥協せず、長持ちする仕上がりを追求しています。

「どうせなら、長持ちする塗料で」とご要望をいただき、外壁には高耐候性の遮熱フッ素塗料を使用しました。
紫外線に強く、色あせや劣化を長期間防いでくれるため、安心して暮らしを守ることができます。
また、塗膜表面が強靭で、砂埃や排気ガスも寄せつけないため、美しい外観が長く続きます。
「一度塗れば、しばらく塗り替えの心配をしなくていい」──そんな安心をお届けできる塗料です。

お家全体が引き締まるように、雨樋や鼻隠しなどの付帯部はこげ茶色で仕上げました。
付帯部は外観のアクセントになるだけでなく、紫外線や雨風で劣化しやすい部分でもあります。
ここを丁寧に塗装することで、見た目が整うのはもちろん、サビや腐食を防ぎ、家全体を長持ちさせることにつながります。

今回の工事のポイント

屋根や外壁は、せっかくフッ素塗料を使っても、塗膜が薄いと劣化が早く進んでしまいます。
そこで今回は、下塗り材を2回塗布し、上塗り材の吸い込みを
しっかりと抑えることで、塗料の性能を最大限に引き出しました。
さらに遮熱機能を加えることで、塗膜の劣化要因である「雨」「紫外線」「熱」からも
大切なお住まいを守れるよう仕上げています。
お家の劣化状態は一軒一軒異なります。だからこそ、私たちは「どんな塗料が適しているか」
「どんな性能が必要か」「どんな施工方法が最善か」を丁寧に見極め、最適なご提案を心がけています。
今回の工事にあたり、たくさんのお心遣いとご協力をいただき、本当にありがとうございました。
工事完了後に「家が綺麗になったから、これで胸を張って孫を呼べる!」と
喜んでいただけたことが、私たちにとっても何よりの励みとなりました。

仕上がりを分けるのは「技術」だけではなく「気持ち」
塗装という仕事は、ただ塗料を塗れば終わり、という単純なものではありません。
人の手で、心を込めて仕上げる仕事です。
だからこそ私たちは、
「どうすればこのお家がもっと長持ちするだろう」
「どうすれば施主様に誇らしく思っていただける仕上がりになるだろう」
そんな想いを持って、一つひとつの作業に向き合っています。

目の前のお家を“ただの一軒の現場”とは思っていません。
そこにはご家族の思い出があり、これからの暮らしがあります。
だからこそ、“塗り替え”を任せていただく責任を胸に刻み、誇りを持って施工しています。
お客様に「頼んでよかった」と心から思っていただくために。
そして、私たち自身が「この仕事は誇れる」と胸を張れるために。
──それが、カブラギ・デザインテックの塗装に込めている気持ちです。

【担当者のまとめ】

長い間お世話になりました。
カブラギ・デザインテック(株)で塗り替え工事をさせていただき、ありがとうございました。
これからも点検をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。